開成中学校社会①2024
どうも。歴旅です。
今日もぶらりと歴史旅。
先月行われた開成中学校の問題。早速取り組んでいきましょう。
歴旅は問題を深掘りしながら解答だけではなく周辺情報の要点も拾いながら、楽しく歴史を学んでいきたいと思います。
まずは問題。
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ちょうど100年前の1924年は、前年に起こった( )を受けて、災害対策や土地利用の見直しなどを含めた帝都復興計画が進められていた時期にあたります。6月には第2次護憲運動の高まり受けて加藤孝明内閣が発足し、加藤内閣は翌年、①普通選挙法や治安維持法を成立させることになります。7月には改正度量衡法が施行され、国際的に広く使用されている単位系であるメートル法へ移行しました。それまで日本で広く用いられていた尺貫法も暫く使用されていましたが、1950年代には法的に使用が禁じられます。10月には東京都北区に設置された岩淵水門の完成によって、新たに開削された荒川放水路(現在の荒川)への注水が開始されました。この放水路は、1910年に隅田川の結界などで起こった大洪水をきっかけに、首都の水害対策の必要性から建設が始まりました。なお1982年には、大洪水にも耐えられる設計の新水門が完成し、旧水門は運用を終えています。
2024年は和暦(元号)では令和6年、干支は甲辰にあたります。同じ干支である1964年は、アジア初となるオリンピックが東京で開催された年で、日本はオリンピック景気などの好景気が続く高度経済成長の時代でした。自動車・鉄道・航空など輸送・交通インフラの整備、オリンピック選手団や観光客受け入れのためのホテル建設、各種工業の発達を背景にして、国民の生活水準が高まった時代でした。オリンピック閉会式の翌日には池田隼人首相が退陣を表明し、その後1972年まで続くことになる佐藤栄作内閣が発足しました。
産業構造や社会制度、国民の生活は変化し続けてきました。この先もAI(人工知能)技術の発達などによって、私達の働き方や社会の劇的な変化が予想されます。2024年には「物流2024年問題」が懸念されていますが、AI活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)化が解決の糸口として期待されています。
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歴史から地理的要素、現代的な内容まで幅広く扱っていますね。
いい問題です。
では問題を見て行ってみましょう。
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