2024年武蔵中学 社会④ 労働問題
どうも。歴旅です。
今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
簡単問題です。しかし思考すべきことはたくさんありますね。
両親の家事を手伝うと仕事ができる子が育つ、とプレジデントファミリーの記事が過去にありました。
一連の仕事のプロセスを一緒にやっていると、体感としてやることや意味、ありがたみが分かるからですね。勉強だけしている子よりも、お手伝いができる子が解ける問題なのかもしれません(笑)
問4 あ)工業が発達し始めた頃に多くの女性労働者が働いていた、代表的な産業は何でしょうか。
い)その産業と関係の深い場所を右の地図の中から1つ選び、地名を書きなさい。

これも簡単問題ですね。
あ)だけだとわからないかもしれませんが、合わせると簡単です。
八幡は鉄の街。重工業です。夕張は農業。メロンなど。男女ともにずっと働いているので特徴的ではない。富岡は富岡製糸場が明治にできました。ここの労働力の主力は女性です。
群馬は「かかあ天下」と呼ばれますが、女性が稼ぎまくっていました。これに対し男性は博打打ち。群馬は謎のフロンティアスピリットにあふれる開拓農民の土地ですが、明治以降も朝鮮半島に投資したり、海がないから逆に海軍にいったり、海外に飛び立っちゃいます。財布のひもはかかあが握っていました。歴旅の従姉妹は群馬にいますが、超怖いです。。呑んでたら旦那さんはドナドナのように連れて行かれました笑
ちなみに富岡の前は諏訪が絹織物の一大産地でした。しかし渋沢栄一などの投資が入り、地理的に平野部で鉄道を敷き、横浜港から出港する輸出モデルができたため、絹織物の主力地帯が富岡に移りました。諏訪は技術者がたくさんいました。
現在もある八高線。この電車は都心部を外して八王子から高崎を繋いでいます。
そして横浜まで繋がっていますが、産業用の路線だったことが分かります。八王子は東西南北の交通の要衝だったこともわかります。
鉄道を眺めていると地理、地形、歴史が分かるので面白いですね笑
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