2025年 海城中⑤自然地理と距離- 歴旅-中学受験難関校へのぶらり旅-

どうも。歴旅です。
今日もぶらりと歴史旅。中学受験、御三家の社会を楽しく学びましょう!

地理の問題です。自然に当事者的受験の問題なのでそれほど地理感がありません。では解いていきましょう。

誤っているのが回答になるのでケアレスミス注意です。1つずつ読んでいきましょう。
ア:物理的距離ですね。家から試験会場の距離が福岡県の方が近い、という学生がいれば〇です。これは県境近く(豊前市)あたりには北九州や行橋(ゆくはし)が近そうな人がいますね。他も近そうな人はいます。しかし実際は内陸は山地形で鉄道がそれほど走っていません。〇ですが、念のため△にしておきましょう。
イ:熊本は熊本市に寄っていますね。これは確実に○です。南の方は出てくるのが大変そうです。
ウ:500以上の色があるので明らかに×です。
エ:佐賀県、以外と複数ポイントに〇がたくさんありますね。県庁所在地以外にもあります。また県が小さいので付近に見えますが、県全体に広がっています。
オ:試験会場数の少なさはあっていますが、1か所あたりも少ないですね。人口過疎化がよくわかります。
  明らかに×です。
回答:ウ・オ

次は自然地理です。ちゃんと考えれれば落さない問題ですね。

まずは其々がどういう環境で起こるかを考えましょう。強風は意外とどこでもあるので、
大雪、人身事故について考えてみたいと思います。
まず人身事故です。これは都市部に完全に集中します。そのため▲が東京、大阪に偏っているのでイ、オの二択になります。
次に大雪です。東北、札幌、日本海側というのが分かりますね。●も北に偏っているので判断しにくいですが、新潟、秋田、福井、金沢、富山などに固まているのがポイントです。また強風で、というのも少しひっかけです。風が強い程度で試験お休み、とはなかなかなりません。電車の運行が止まるくらい、というのも理解できますが、試験時期を考えると、当日吹雪だったんだろうということが想像できます。なので●は■とセットになっているんですね。

回答:イ

それほど難しくないですね。実際の地理感覚も大切ですが落としてはいけない問題です。
日本は意外と広く、子供の頃は住んでいる地域に情報が偏りがちですが、広く知ることはとても重要です。。
夏休みにいろんなところに行くのがいいですね。