2019年渋幕中学校1次社会②より 水問題 河川②ー北海道
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家の社会を楽しく学びましょう。
問題です。
世界的な湿地保全を目的にしたラムサール条約。ラムサールはどこの地名でしょうか。
今回は旅編ですね。
前回全国の河川MAPを出しましたが、もう少し詳細にみていきましょう。
地理問題を見ていると、各地の詳細が出てきます。どの地方も特徴・重要性があるので見ていきましょう。

まずは北海道から。
石狩川は重要です。
札幌を含む石狩平野。石狩川は大雪山系の石狩岳が源流ですが、夕張川、千歳川など多くの支流を集めて石狩湾に注ぎます。
その流域には190万人都市の札幌や旭川をはじめ、46市町村からなります。
北海道の社会、経済、文化の基盤であり、重要な食料供給地になっています。かつては広大な泥炭地で、川が蛇行して反乱を繰り返していました。
それを明治時代から農地開発することで広大な農業地帯に変わりました。
人為的に河川を曲げているので三日月湖が残っているのが特徴です。
鮭も遡上してくる石狩川。北の海の幸と繋がる川ですね。
宮島沼はラムサール条約でも登録されている湿地です。
ちなみに千葉県の谷津干潟も登録されています。
十勝川。
大雪山連峰十勝岳を源流とし、広大な十勝平野を作っています。
十勝平野は火山灰を多く含んだ土地で、畑作や酪農が中心です。
大豆、小豆、甜菜、ジャガイモ、アスパラガスが有名です。
カラマツやシラカバを使った防風林が特徴的です。
この十勝平野によってどれほど日本の食料が支えられている事か。日本の食料供給地です。ここを失うと日本の食料自給率は更に低下します。
答え:イラン
ラムサール条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません