2019年渋幕中学校1次社会②より 水問題 河川➆―中部
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。中学受験、御三家の社会を楽しく学びましょう。
地理編。今日は中部です。
東海北陸と広い地域で、飛騨・木曽・赤石の日本アルプスの水脈を持ちます。日本の中心の山々から流れる水系は豊かです。
問題です。
①長良川で行われている特殊な漁法はなんでしょうか。
②1959年に発生した大型の水害被害を出した台風は何でしょうか。
③天竜川はなんという山脈に挟まれているでしょうか

■安倍川
駿河の近くを流れる安倍川。徳川家康が駿府城を築きましたが、静岡市、駿府の生活を支えています。扇状地を構成し、伏流水が水道水に使われています。駿河湾に注ぎこみ、魚を育んでいます。
安倍川餅でも有名ですね。ダムがないのも珍しい川です。
歴史的には室町時代に足利尊氏と新田義貞が戦った手越河原の戦いがありました。
■天竜川
浜松の街を支える水系。
長野県の諏訪から繋がっています。諏訪大社の龍神から名前を取ったとされています。日本の山の文化と海を繋いでいる水系で、縄文時代から天竜川水系での移動が確認されています。急流のためダムが多く、地域の電力を支えています。
■長良川・揖斐川・庄内川
3つまとめてになりますが、濃尾平野を作っている川です。
ほぼ合流して名古屋を含む東海の平野を構成しています。
洪水も起こりやすかった地域で、戦後も伊勢湾台風が起こった際氾濫しています。江戸時代には合流していたのですが、洪水被害を抑えるために土手を作って分流しました。
長良川はウナギや鵜飼漁業などの生活文化とも密接です。
庄内川は河口が海抜ゼロメートルとなるため、昔から洪水により浸水被害が多い川です。
揖斐川は愛知県には入らず、岐阜県から三重県桑名市に注ぎこみます。東海はいろいろと文化的境目になりますが、揖斐川をはさんで西は関西方言(アクセント)になります。
答え
①鵜飼
②伊勢湾台風
③木曽山脈・赤石山脈
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