平成28開成中社会①より 関東の歴史⑬ 北条氏
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問題です。北条氏の家紋は何と呼ばれるか？
今まさに大河ドラマでやっていますね。
今回ははじめからいろんな切口で切り込んでいて面白いですね。源頼朝を助けて鎌倉幕府を作る。でも「坂東武者の世を作る。その上に北条が立つ」など、はじめから本音全開ですね笑
でもこれって鎌倉幕府成立後と、源氏の流れを追って行くとある程度分かる事かと思います。
でも今回は北条氏の事始めから。
もともとは北条氏、伊豆国の豪族です。鎌倉時代に執権職を歴任しました。
平氏の出身ですが、北条時政以前はいくつか違いのある系譜が存在しています。平直方を祖と自称していますが、伊勢平氏の祖平維衡の子孫とする史料もあります（『源平闘諍録』）。ミツウロコの家紋から推測すると豊後緒方氏の祖である大和大神氏の一族ではないかという説もあります。三島大社とも縁があり、伊豆国造とつながりがある日下部氏との推察もあります。
とにかくよくわからない出自ですね笑 いずれにしてもめっちゃ庶民だったわけではないですが、伊勢平氏だった場合は平清盛と同じで、これから討とうとしているのに都合悪いですね笑 京都武者が在地化したか、地元豪族だったか見解が分かれるところですが、北条時政の3代前には伊豆介とあるので一応坂東武者と言えそうです。
北条氏は所領は小さく伊豆でも中流クラス程度でしたが、三島や狩野川流域を押さえていたため軍事交通の要衝を押さえていました。
頼朝が流れてきてから、ぐいぐいとのし上がっていきました。すごいですね。
ちなみに氏族名ですが、この頃はなんだかんだで名前を作り始めた時代なのでほとんどずれはないでしょう。戦国、江戸時代以降は適当に名義や家計を買ったりできたのだと思います。徳川氏は新田氏の家系を名乗っていますが（徳川氏→松平氏→得川氏→世良田氏→新田氏）、関東に行った際に新田宗本家は南北朝で滅びているため新田岩松氏に家系図を見せてくれ等言ったのでしょう。そこで見せないか、繋がってないといったのかわかりませんが下手を打った結果江戸時代に徳川一門のはずなのに極貧化しています。猫の絵を描いて稼いだという「新田猫」のシリーズが有名です。悲しぃ。。
答え：三つ鱗。日曜にちびまる子ちゃんのCMでやっていますね。ミツウロコ。この会社、実は北条氏と関係ありません笑 3社の運送会社が合併して「三」、はじめ鮮魚の運送をしていたため「鱗」だそうです。現在はエネルギー会社です。