平成25年桜蔭中社会①より 地方の文化産業①陶磁器
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
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地方の文化、いろいろありますね。細かく知る必要はないかもしれませんが、いざ聞かれるとわからないものです。
伝統的な文化産業は知っておくと、地方文化の切口や、環境の背景が分かります。では行ってみましょう。
■陶磁器
日本は焼物が各地にあります。代表的なものを見ていきましょう。
萩焼 :山口県。土と火の素朴なデザイン。
九谷焼 :石川県。銀箔を使うなど豪華。
伊万里焼:佐賀県。陶器ではなく磁器。
七宝焼 :カラフルでガラス質の釉薬を使う
常滑焼 :知多半島の古い窯。
織部焼 :岐阜県土岐。緑の釉薬が特徴的
焼物を作るにはまず土が重要です。いい粘土が取れる場所が焼き物の名所となります。鉄分など成分がそのまま焼物の特徴になります。どこでもいいわけではないんですね。
古い焼物の窯は各地にありますが、六古窯と呼ばれます。
越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前の6つです。
瀬戸物という呼び方もありますね。信楽焼は狸で有名ですが、滋賀県の古窯です。
また、有田焼、伊万里、萩焼など九州、中国地方も焼物が有名です。これは豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に連れてきた職人が作り始めた背景があります。西日本の窯も歴史的背景がありますね。
粘土なんですが、日本だと意外とどこでも手に入る気がします。
しかし、石、砂、泥など国土によっては手に入りません。
日本は火山国なのでいろんな土、石材がそろっているんですね。
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