平成25年桜蔭中社会②より 修学旅行問題⑦ 三種の神器って?
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
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『古事記』『日本書紀』は8世紀に編纂されたものですが、舞台は神代から人代に連続していきます。年代はわかりませんが5世紀前後の古墳時代が大きく影響していると思われます。
なので今日は古墳時代からの続きです。この頃に大和朝廷の原型ができてきますね。
問題です。
『古事記』など日本神話にも出てくる三種の神器は何でしょうか?
答えは
草薙剣
八尺瓊勾玉
八咫鏡
です。
なんでこれが神器になるのかな?というのは意外と不思議ではないでしょうか。
一つの見方として、日本の蛇信仰があります。
日本の蛇は縄文土器から描かれ続け、山の神や田の神となっています。
ここから考えると鏡は「かが+み(蛇+目)」からきており、
夜にギラリと光る鏡が重宝されたと考えられています。
(蛇の古語はカカ・ハハと呼ばれていました。ヤマカガシなどに残っていますね)
「影+見」説もありますが暗闇で見えないですし、古来神は自然神なので人が映っても。。という側面があります。
草薙剣はヤマタノオロチ(蛇)の尻尾から現れた蛇の力の象徴。
八咫鏡は蛇目。
そうなると勾玉も蛇の象形では、と見て取れます。
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