2019年渋幕中一次社会 プール問題⑥ 官庁の構造

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出題でいきなり聞かれましたが、官庁の機能、構造を知っておくことは大切です。小学校から覚える必要はないと思いますが、将来官僚を目指す人は必須ですね。渋幕では基本的なところは聞かれています。
どんな官庁があるか、内閣府の行政機構図でざっくり見てみましょう。(2021年8月)

・内閣府
・デジタル庁
・復興庁
・総務省
・法務省
・外務省
・財務省
・文部科学省
・厚生労働省
・農林水産省
・経済産業省
・国土交通省
・環境省
・防衛省

ちなみに省庁は政府の考えでできたりなくなったりします。
小泉政権の時代には名前が大幅に変わり、統廃合が進みました。
大蔵省財務省に。厚生省と労働省が合体して厚生労働省に。
行政コストを抑えるというような意味合いもあったと思いますが、逆に混乱を生み出し今に至っている面もあります。
厚生省は医療を管轄しています。病院のトップですね。
一方労働省は働き方、民間企業の労務管理に始まりお金の循環に関わってきます。この省庁で働くと、病院をやったり、労働者関連の仕事をしたりになりました。そうすると専門性がゴチャゴチャになりますね。コロナ対策で対応が遅れたのはこうした統廃合の影響も見られます。

各省庁についてもう少し細かく見ていきましょう。