2019年渋幕中一次社会 プール問題⑧ デジタル庁
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
今日はデジタル庁についてみてみましょう。
これはつい最近できた省庁です。
アナログな組織、仕事の仕方をしていますが世界を見渡すととっくにデジタル化が進んでいる。正直アジアよりも日本の方が遅れている部分は大量にあります。
と言っても内閣府の組織図を見てみても、他の省庁と比べるとまだ基礎的なデータ基盤整理だけの様子。
その後デジタル庁本体ではアップデートされていましたが、どうも中身が見えません。効率化したいということはわかります。

台湾ではオードリー・タン氏がデジタル大臣を務めていますが、コロナ感染者をMAPで即時見れる行政サービスを作るなどの対応をしていました。
官庁は権限が大きい反面マイナス評価方式となっているため、変化を嫌います。
民間よりも「変わらない」事を大切にしているので、結果民間よりも遅れている事が多々あります。
日本のコロナ対策初期は保健所からFAXで毎日紙で報告をもらうなどの対応。
即時性もなく、データ化も手間がかかり、分析も大変。
USBがなにかもわからないサイバーセキュリティ担当大臣桜庭義孝氏(当時)。
パソコンを使ったことがないので議論ができないおじいちゃんが担当大臣でよいのか。もちろん急に専門外の仕事が来たりといろいろあるんだと思いますが、せめて詳しい人が担当大臣になってもらいたいものです。
逆にGoogleから人が来て国家機密の情報を盗んでも気づきもしないのでは、というような懸念が増えるばかり。
デジタル領域は進まなければならない半面、機密情報を多く抱える官庁としては慎重になるのは正しいことと思います。とはいえFAXもセキュリティ突破されているので安全とも言えず、予算をかけて情報セキュリティを最大限高めてほしいと思います。
この領域は日本も優秀な人材がいるのに下働き的に使い続けたダメージが今にきているようにも思います。サイバーセキュリティ自体は各省庁に部門が設けられており、かなり強化したい意志が伝わってくるので今後に乞うご期待です。
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