2019年渋幕中一次社会 プール問題⑬文部科学省

どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。

本日は文部科学省。
はじめの設問解答である程度答えてしまいましたがおさらいしましょう。

文部科学省は文部省と科学技術庁が統合してできました。
内容としては
・教育(初等・中等・高等・国立大学)
・科学技術振興
・文化振興
・芸術振興
・ユネスコ
・スポーツ

といった領域を扱っています。
おカネを生み出さず、予算も少ないため三流官庁などと言われますが、国家にとって教育は重要機関ですね。日本語などの言語や、何を教えるかによって国を支える国民が決まります。ヒエラルキーとお金でしか考えられない偏差値主義の半端な賢い人がそういうことを言っているから日本の教育がおかしくなったのではないでしょうか。
本当のエリートはそういうことを言いません。短期で成果が上がらず、お金を生む部門でもありません。しかし教育も科学技術も国家機能として必要ですから。
すぐに目に見えるものでなくても教育は極めて重要です。

現在はデジタル化や必要な情報が変わってきているので、なおの事重要性は高く、学生にとっては身近な存在だと思います。
教科書のデジタル化、教育内容の変化など、今は特に多くの役割を担っていますね。

本来教育は偏差値で画一化されるものではなく、デジタル、機械工学、バイオ、音楽芸能、国語、言語政策、地域教育などなど、特殊能力を育成したり、文化人を育成したり、その後の社会と連動しながら国にとって有用な人材を教育していく必要があります。

海外留学も重要ですが、翻って「日本人として何を学ぶか」は小中高校においては実は重要性が高いように思います。教育は知識だけではなく、文化や地域に対する愛着なども含まれます。
行政は目に見えにくい内容を対象にしにくいかもしれませんが、中長期的な重要性は高いですね。

科学技術振興は原子力から宇宙開発まで。国にとって攻め手となる技術を保護、育成します。
攻めの予算取りが必要なところですね。同時に他の部署との連携や、職場や研究機関の設置なども行います。
教育された人材が適材適所で活躍しないといけないので、
人材だけ、教育だけ、というのは難しいですね。