2019年渋幕中一次社会 プール問題⑰国土交通省

どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。

本日は国交省。
身近なようでもあり知らないこともあり、だと思います。

その名の通り国土と交通を管轄しています。
・水道
・河川
・山林
・都市設計
・住宅地
・道路
・国土地理院

・自動車
・鉄道
・船
・飛行機
・港湾
・飛行場
・観光

たくさんありますね。
国土交通省は、事務方が強い官庁の中で、技官王国と呼ばれています。理系で完了になってメリットのある官庁です。道路や建設、土木関係は理系の方が強く、判断ができるからです。他の業務も機械工学や物理などを含めた技術系が分からないとなかなか判断が難しそうですね。唯一地理専門、地図が分かる人は対応できそうです。
地図情報は国土地理院が統括しています。一般的にはGoogle MAPでみんな地図情報を見ていると思いますが、有事の時にアメリカにすべての細かい道まで全部筒抜けということを意味しています。本来的には国土地理院がこうした地図サービスを作り、道路交通法も管轄しているので車の自動運転や自動車産業までコントロールすべきでした。官僚が弱体化しているのか、アメリカの干渉があまりにも強いのか。。

変わったところ、且つ有名なところでは海上保安庁は国土交通省の管轄ということです。警察の権限が海に及んでいないんですね。海上保安庁の中に刑事課もあるのでもちろん連携はあるのですが、確認、判断する上長が警察ではないと、治安維持には不十分のように思います。近年では中国、韓国による日本海の島々、沖縄の治安が極端に乱されています。
日本の領空に至っては年間900回ほどスクランブルが起きています。365日しかないのに。領空は航空自衛隊の管轄ではありますが、海の守りがとても弱く感じますね。なんでこんなことになっているか不思議です。

実は観光庁も国交省管轄です。自動車、鉄道などの移動手段を伴うので分かる気もしますが、文科省でなくても文化を扱う部門があるんですね。官庁は入ってみないと何ができるか意外とわからない気もします。
建築、建設など日本津々浦々の設備も管理します。建築業は日本の中小企業数では一番の産業で、多くの人を抱えている産業です。ここを管轄する国交省は日本の治安維持機能も裏で持っています。
ビジネスにおいても国内の治安維持においても、産業育成においても重要な官庁です。