2021年武蔵中社会より ~メディア問題⑥ 発行部数~

どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。

新聞ってすごいですよね。一昔前は朝日新聞、読売新聞など1000万部とか発行されていて、巨大な産業でした。

今でも新聞・テレビ・ラジオ・雑誌は4マスと呼ばれています。(広告業界用語?)
日本の特徴かもしれませんが、フィナンシャルタイムズやワシントンポストなどアメリカのメディアよりも読者数が圧倒的に多いんですね。中国が人民日報を出していますが、誰も読んでいない(笑)政府のプロパガンダを読んだふりしているだけで別から情報を仕入れているんですね。それでも規制されていると致し方ないんですが。

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(あ)戦後、新聞の発行部数が増加して言った理由として考えられることを書きなさい
(い)21世紀に入り、新聞の発行部数が減少し続けている理由として考えられることを2つ以上書きなさい。
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グラフがついていますが、あんまり意味はないでしょう。どちらかというと日常から考える能力、要因を分析する能力が求められています。

発行部数が増加する要因は何でしょう?
単純に考えると読む人(買える人)が増えたからですね。
ここから考えると
①戦争が終わって人口が増えたから
②所得が上がって購買人口が増えたから
③言論の自由が実現できたから

などが考えられます。減少理由としては、
①WEBでニュースが見れるから
②WEB記事の方が統制のない多様な意見を扱っているから
③読者人口が減って来たから
④低所得者層が新聞を買わなくなったから

などです。人口や競合商品、購入者を考えていくと答えが出てくるかと思います。