2021年武蔵中社会より ~メディア問題⑦ 新聞の価値~
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
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問7 情報をやりとりする手段が多様化した現代において、新聞にはどのような価値が見いだせると思いますか。新聞の特徴から考えて書きなさい。
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理科の時間だったら、
①燃えやすく着火剤になること
②暖かく保温性に優れていること
③水で濡らして包むと野菜の新鮮さが保てること
などですね。
アウトドアする人の発想でした笑
理科で出るかもしれません笑
さて、社会での解答で行くとどうでしょうか。
判断基準を探してみましょう。
①即時性
②情報の信頼
③一覧性
④保存性
この辺りがポイントになってきます。
即時性で言うとWEBの方が早いです。紙媒体は、
記事の書き起こし→編集→構成→印刷→配達
というプロセスがあるのに対し、WEBでは
記事の書き起こし→編集→アップロード
で顧客の手に届きます。
しかしメリットもあります。新聞社という組織力があるため単独記者の集合体であるWEB記事よりも予算も人もあり、警察や政治家組織の奥まで入り込める調査能力があります。ここは組織のメリットですね。(編集による信用は別ですが。。)
また、WEBだと感心のある記事にばかり誘導させられます。
全く興味と関係のない記事が目に入るというザッピングのメリットもあります。視野は無理やり広げないと閉じていくばかりなので、意外と重要度が高いです。
そして保存性。今やる人は少ないですが、新聞の切り抜きで時系列や言論の変化なども追って行けます。重要な記事ほど、WEBでは閲覧不可になっていたりページが消滅しています。日本ミャンマー協会も錚々たる自民党議員が名前を連ねていましたが軍閥の市民制圧後ページが消えました。
基準を考え、そこから他と比較したメリットを考えてみましょう。
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