2021年慶応普通部社会⑤川と歴史③平安時代2
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
次は関東に場所を移します。
■富士川の戦い
今「鎌倉殿の13人」が大河ドラマでやっているので、見ている人は回答できますね。三谷幸喜の創作たっぷりのドラマですが、基本のところは出てきます。
川を挟んで戦う。昔では割と多かったです。河川の多い日本では、河川が国の境目になる事が多かったのでした。富士川の戦いは、源頼朝が立ち上がり、平氏と戦った戦です。
夜に急に飛び立った水鳥の羽音に驚いた兵士が、戦う前から敗走しました。実質ここから源頼朝の下に仲間が集まってきます。
川というのは境界線の役割が大きいですね。
設問にある
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」。
これは江戸時代の東海道の難所を言っているのですが、大井川は当時橋がなく、川を渡す渡し守がいないと渡れない川でした。増水すると28日も足止めを食らう時もあったそうです。
現在大井川はSLでトーマスが走っていますね。観光客でにぎわっています。大井川の源流近くは諏訪文化圏になります。(山を挟んでいますが)
諏訪湖から繋がっている川の名前は?
答えは天竜川。これは現在の浜松に繋がっています。古代の幹線道路だった東山道は天竜川沿いから信濃を通り、碓氷峠を越えて群馬に入っていきました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません