2025年海城中 社会②
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。

問3は文筆能力ですね。今も昔も、仕事をする上で何ができればいいのか、学習とスキル、仕事というのは一貫した流れで存在しますね。研究という別領域もありますが、「何のために学ぶのか」という根本的問いに対する、一つの回答です。
さて、回答ですが、記述としてふさわしくないのはどれでしょうか。
これも知らなくても妥当な推測で行けますね。今回の出題は答えを知っているかというより考える事で正解に辿り着けます。
アは地方官僚が勝手に動くなよ、ということです。国として中央との連携は重要ですね。徴税権は特にです。ウは文字の読み書きですね。まず記録ができないと徴税も管理も何もできません。エは現代的にはちょっと想定しにくいのかもしれませんが、武芸も必要になります。検非違使などが平安時代にいましたが、警察権、軍事権も今も行政側、公務員の仕事になります。
答えはイですね。高度な中国の精度、学問を習得していることは合ってそうですが、逆に当時は帰国できる確率が異様に低い時代でした。そのためこれをマストにすることはできません。答えはイになります。
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