2025年 海城中社会④ 1票の重みと地方自治

4月 25, 2025

どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
身近な政治制度を考える上でとても重要な問題ですね。良問です。

こちらも良問だなと思います。地方と都市部、人口の違いによる一人当たりの1票の重みです。みんな平等、としながらも、人口によって決定権の比率が変わってしまう。よく考えなければならない問題です。

ちなみに最近では外国人の帰化人が増えています。アメリカや欧米の国々と違い、移民でも日本人であることに国家的忠誠を誓わなくても国民に慣れてしまうことが日本の特徴です。東南アジアやオーストラリア、カナダを例にとると、国に貢献しなくても持ち出していくのが中国人華僑で、国籍は自動車免許と同じ感覚です。母国語と同じ言語教育をし、地元の友達は一人もいません。それでもインドネシア人だったりマレーシア人だったりします。これは本当に「インドネシア国民」「マレーシア国民」なのでしょうか。

さて、最近選挙権が18歳からになりましたが、本当に政治を決めるだけのメディアリテラシーと人物を見極める能力があるのでしょうか。ちなみに国会議員でももともと日本人ではない国会議員も多数います。アメリカGHQが日本に入ってくるとともに使い勝手のいい反国家的民族にお金、ポスト、利権を渡し、エリートに仕立て上げる。ローマ時代から続くディバイディングルールですが、いまだに通用するようです。植民地経営でずっと行われていた手法で、ミャンマーは戦前、インド人官僚がミャンマーを統治していました。ロヒンギャはイスラム教徒ですが、宗教的少数民族だから迫害されている、というだけではなく、イギリスがスパイとして使っていたからです。マレーシアにも華僑、印喬がいますが、労働力と共に原住民統治にも使っていました。インドネシアも華僑が徴税を行い、アンボン人というオランダ混血児を軍人、警察にして近隣異民族の現地人同士でぶつかる仕組みを作りました。日韓も同じ構造を作り上げられています。

本題からずれました笑
1票の重みですが、割り算すると考えられます。
有権者数4000人に対して2人となると、1人当たり2000票で過半数です。
12000人で3人の場合は、4000票で均衡します。

選挙区Xでは2000票で当選しても、選挙区Yでは3000票でも落ちる、という状況が起きます。
このことを踏まえて回答すると、回答はエですね。人口が少ない方が議員に対する1票の価値が重い。票数でいうと、人口の少ない議員は少ない票数でも当選することになります。

地方に地元を支えるのと関係のない人間が議員に立ち、投票権を持てば、地元の利益と全く関係のない地域を作ることができます。これが外国人により外国人にとって有利な地域を作ることができれば、民主主義的プロセスを経て植民地化できます。
人口減少だから移民を受け入れ、10年、20年経って自分達で自治を行うとなると、そこは経済圏として日本でなくなる可能性もあります。この問題は極めて重大ですね。良質な問題です。