小1 9月 早期英語【宿題】 ネイティブ英語をコツコツを読み込もう!

どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルを楽しく学びましょう。

社会から英語へ。オーストラリアへぶらり旅して、現地学校の英語の実態を知る。
かれこれ小1も半年くらい経ちましたが、英語の絵本の宿題が毎週出ます。
はい。結構大変です。児童だから簡単だろう、と思っていましたが、ネイティブの幼児、小学校入学段階で10000万語はボキャブラリーがある。一方で読み書きはやはりできず、実はアジア系の方が習得が早い。

それでも、3~4時の超簡単な単語でも知らない語彙がたくさん。ドカン、ずきゅん、バスンみたいなもので文意はわかるので支障ないのですが、知っているかと言われると見たことがない。母国語と外国語として学ぶ言語に差を感じます。

そんなわけで、宿題の一部を載せていこうと思います。これまでも載せていけばよかったんですが、英語の現地カリキュラムは児童教育にしても参考になると思います。

■授業風景
なぜかボランティアで私が英語をクラスで教えていました。いつの間にか先生です。
・学習方法
Reading/Writing /Spelling の3つをグループでこなしていきます。小1、進度に差がありすぎてカオスです。話を聞かないのでなかなか進みません。真面目に落ち着いて席に座って話を聞けるって素晴らしい能力ですね。

白人系の子供たち、さぞかしできるのだろうと思ったら意外とスペルも書けません。暫くするとアジア系の方が掛けるようになるので不思議です。話す聞くはもちろん強いのですが、読み書きは日中韓ベトナムなどの方が習得率が早い。

・発音
発音記号などは使いません。s, ch, th, che, gh, a, o ,e , wh, sh, みたいに抜き出され、それぞれの発音に気を付けながら本を読みます。もはやできる人ができる人に教えるのが前提なので、移民だらけのここではあまりいい方法ではないように思います。外国語として発音記号で学ぶのは実は効率がいいのかもしれません。日本人特有のl, rの違いですが、子供はすぐ聞き取れるようになりました。録音ではなく対話でよく聞いていると、口の形がだいぶ違うのでだんだんわかるようになってきます。音もそれに付随して聞こえてくるのでしょう。s, thの違いも同様です。音声だけでスペリングの精度が上がる。

・スペリング
 これはひたすら書く練習ですが、スペルが入っている絵をなぞったり、筆記体でひたすら続けたり。もくもくと写経する作業です。量は多いですが日本の教材と大差ないです。

・リーディング
 正直読めるか、理解できるかの差が激しいため、子供の進度に合わせてレベルを落としたり揚がったりしています。はじめは1ページ3,4行しかない幼児向けの本をひたすら読むのですが、Term2あたりから文法的なものが入ってきます。内容も面白く、動物や森、木と虫の生態系、雷のできる理屈、ビーバーの生態、動物の比較、醜いアヒルの子やおバカな7人の釣り人、みたいなテーマで簡単で面白い内容の教科書を取り扱っていきます。
1週間に2冊宿題で出ます。しかし子供の理解力では1冊1時間くらいかかります。結構ヘビーです。児童用だからか、かえって英語的な表現(当たり前)が多く、論文などと異なり、聞いて絵で描写できるような文章なので大人でも細かく繊細に見て行こうとするとよい復習になります。

かなり定期的に格闘していましたが、絵は入れられないものの定期的に文章を載せていきたいと思います。つまりこれをちゃんと読んでいったらネイティブ並みに英語が覚えられる、ということです。

うちの子供は今のところ1ページ6分。8ページくらいあるので1時間弱です。まとめてやるより毎日20分でもコツコツやるのが良いようです。大人だとプチプチ感がありますが、少し振り返れば子供は前の物語もよく覚えているものです。同じ時期でも進度によって差がありますが、うちの子は5段階評価とすると4くらいでしょうか(本人報告ベース)。

気が付くと結構な英語を読み込んできたように思います。学校英語で行くと文法でいうと比較級とかはとっくに終わり、仮定法くらいは出てきています。中3くらいですね。小1の半年でそこまでやります。まあネイティブなら当たり前なので単純比較はできないですが、絵本を読み込みまくっているだけです。実は日本の公立中学英語って非効率なのかもしれないですね。当たり前とも言えますが、文章を読む量が違う。絵本を読んでいるだけですが、その中にいろんな情報、ジャンル、文法要素がちりばめられていて、結構よく考えられているなと思います。これからどうなってくるのかわからないですが、情報量は加速化していくでしょう。

長くなったので本文はまた次回!