平成29年渋谷幕張中学校社会②より 貨幣問題⑰ 長州ファイブと造幣局
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。中学受験、御三家の社会を楽しく学びましょう。
大河ドラマ『青天を衝け』。佐幕派から見た幕末は新しい歴史観点を提示しています。今まで井上薫の汚職問題とか放映しませんでしたね笑
紙幣発行もやっていましたね。「便利になるぞ、すごい技術だ!」と…
問題です。日本の造幣局長として明治の貨幣を作ったのは誰でしょうか。
■長州ファイブ
幕末で現場の外交方の努力も虚しく開国の上金銀交換比率が不均衡なまま幕府は倒れました。遡る事5年前の1863年、長州五傑(長州ファイブ)と呼ばれる人達が密航留学しました。伊藤俊輔(伊藤博文)、井上聞多(井上薫)、野村弥吉(井上勝)、遠藤謹助、山尾庸三の5人です。初代首相に初代外務大臣。錚々たるメンバーです。伊藤は内閣、井上は外交、野村は鉄道、遠藤は造幣、山尾は工学、を学びました。彼らは貧しい下士でしたが、どのようにしてお金を工面したのでしょうか。不思議ですね。留学費用約11億円。麻布藩邸から半ば強奪して4億ほど資金調達しましたが足りません。
彼らは駐日イギリス領事であったエイベル・ガウワー、ジャーディン・マセソン商会のウィリアム・ケズウィック、武器商人のトーマス・グラバー(グラバー商会)の協力によって留学できました。イギリス留学中はジャーディンマセソン商会創業者の甥にあたるヒュー・マセソンが世話役になりました。
答え:遠藤謹助
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