2019年渋幕中学校1次社会②より 水問題 河川①ーガイダンス
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家の社会を楽しく学びましょう。
ここからは地理編です。基礎とも言えますが重要度が高いですね。
問題です。日本の河川のメリット・デメリットは何でしょうか。
水問題を扱っていると最重要課題は河川ですね。
今回はほとんど地理問題です。
よく世界と比較して、日本には大きな川がない、と言われます。
ナイル川やアマゾン、黄河、長江、ガンジス川など世界的河川と比較すればそれはそうですが、それはヒマラヤ山脈など5000~8000m級の山脈から流れてくるので日本の国土の高低差、距離とは比較になりません。
そして別に長さを誇る必要はないと思います。
確かに長江もガンジス川も行ってみるともはや海。対岸が見えません。
更には流れが緩すぎて流れていない。むしろ逆流している箇所すらある。
これは勾配がほぼ平坦なのに、水量が多すぎて川になっているためですね。
こうした世界の広大さはすごいのですが、人が生きていく上での水質はどうでしょうか。
流れない河川ということは、泥や養分がほとんど溜まり、人が出した汚物も流れません。養分豊か、とも言えますが、そのまま飲むと病原菌などでやられる水質が多いです。黄河はその名の通り砂や泥で黄色く、泥臭くて料理できないため、中華料理は油で野菜をコーティングする技術を開発し増した。人為がすごいとも言えますが、前提となる自然がそのまま活用できないためです。
これに対して日本は急流だからこそ清らかな水が下流まで届く。大変恵まれています。水を汚さないようにしたいですね。
エリアごとに見ていきたいのですがいったん一級河川を全出しします。
改めて、本当に(直接飲料にできる清浄な)水に国土全体が恵まれています。砂漠化、人口が急増する現代社会では水資源は垂涎の的です。最近中国に北海道の水源が買い占められていますが、のほほんとしているとガンガン買収・占領されます。これは歴史的中華世界の拡大、東南アジア華僑の経済進出、世界のチャイナタウン、アフリカ資源掌握から見た見解です。
日本の河川は世界的には短いです。その分高低差があるため、水力発電を作りやすいメリットがあります。逆に急流で遡上するのが難しいため、河川交通が限定されます。小舟で山の方まで登る事は出来ないですね。









答え:メリット 高低差があるため水力発電が作りやすい
デメリット 急流が多く遡上が難しいので大量に物が運びにくい
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