世界の構造について「11の原則」①
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
グラフなども踏まえての歴史法則応用編です。
最近はウクライナとロシアの戦争でニュース一色ですね。小学生と言っても意識すると思いますし、受験の切り口としても重要です。且つ、この切口は大人になってからもずっと使えます。
歴旅の時はベルリンの壁崩壊、冷戦終結などソ連が崩壊したころでした。その後はロシア動向は意識の外に行ってしまいましたが、振返ってみると国際情勢(=歴史的事件の発生)のターニングポイントとしてとても重要でした。
こうした世界史の動向は歴史を応用する上で重要です。
また、学校の歴史はなぜか時間的に縄文時代から始まり近現代に至りません。東大の歴史学では1848年だけで1年間やる授業があると聞きますが、現代的重要性としては近現代300年くらいを重点的にやる方が重要です。
今日は歴史の応用方法を知るために、現代の情報を正しく知るため、集めるために、世界史の法則性について触れておきたいと思います。ちょっと歴史の授業よりも、地理も入ってきます。
さて、法則としては北野幸伯氏の『クリムゾン・メソッド』を取り上げてみましょう。
特に特殊なものではないですが、リアリズムに基づき11の原理のまとまっています。それは以下です。
①世界の大局を知るには、「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
②世界の歴史は「覇権争奪」の繰り返しである
③国家にはライフサイクルがある
④国益とは「金儲け」と「安全の確保」である
⑤「エネルギー」は「平和」よりも重要である
⑥「基軸通貨」を握るものが世界を制す
⑦「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく
⑧世界のすべての情報は「操作」されている
⑨世界の「出来事」は、国の戦略によって「仕組まれる」
⑩戦争とは、「情報戦」「経済戦」「実戦」の3つである
⑪「イデオロギー」は、国家が大衆を支配する「道具」に過ぎない
これらは子供には夢のないリアリティに溢れる内容だと思います。しかし「洗脳を解く」きっかけにもなるものです。最近オウム真理教が再び活動しており、若年層を狙っているそうです。
若年層を狙うのは感情、対人的なところから揺さぶりをかけるのでこれだけでは足りないのですが、自ら洗脳を解く社会観点、思考方法を持っておくことはとても重要に感じます。子供がいる身としては老婆心ながら自衛は絶対重要と考えます。
では次回11の法則を簡単に開いてみてみましょう。
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