開成中対応 東京問題⑦ 深川
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
本日は深川です。
現在の江東区門前仲町付近ですね。
当時はもう海でした。それに対して深川八郎右衛門を頭とする摂州人たちがこの地を開拓したことが名前の由来です。
隅田川左岸の自然堤防を本拠に、埋め立てによる土地の拡充、漁業を行っていました。
なんで摂津の国から?というのは疑問ですね。
当時徳川家康の地元駿府や岡崎には低湿地があまりなく、土地の開墾には慣れていませんでした。一方現在の大阪は先んじて埋め立てによって土地を広げており、深川八郎右衛門はこうした国土開発に長けていたのでした。
今は大阪の銀座のような街ですが、梅田は埋田でした。
現在も有名な深川めしは、「漁師めし」と「大工めし」の2タイプがあります。
漁師めしはこうした埋め立てで広げた土地に住み着いた漁師のためにさっと出されたのでしょう。
そして大工めし。これは隣駅の木場と関係してきます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません