平成27年桜蔭中社会①より 文化問題③大豆①

5月 5, 2023

どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。

今日は大豆の旅。いや~大豆なんて日常的に使われていて、食べていない火はないでしょう。え、そんなにポリポリ食べていない?
いやいや、大豆は醤油やみそになって使われているので、日本で生きて行く上で大豆は必要不可欠です。

突然ですが問題です。
世界の大豆生産量TOP3はどこでしょうか?

答えはブラジル、アメリカ、アルゼンチンでした。
意外ですよね。ここだけで世界の生産量の8割を占めます。
ブラジルは2021年に世界一になりました。
なぜでしょうか?それはジャングルを焼きまくっているからです。

食料はもちろん大切なんですが、「世界の肺」と呼ばれるブラジルのジャングルが木を切られ農地となっていく。歴史的にみると、これは砂漠化の道です。

それでも人は食べ続けます。
ブラジル農園は影響力が大きいですが、実は過去大半は日系人が開発した土地でした。そのため日本はブラジルから大豆を輸入しています。2008年リーマンショックの時にブラジルの銀行や企業の破綻が多く出ました。この時に日本はブラジルを支援しませんでした。日系ブラジル人が切り開いた農地は今ユダヤ系に買い占められています。いざという時大豆はどうなるのか。味噌は、醤油は作れるのか。世界の裏まで繋がっているのでよく認識すべきことですね。

大豆は金融デリバティブの商品でもあります。世界中の人が食べるからこそ価値がある。
為替の世界でもニュージーランドドルなどがありますね。これは羊さんとか乳製品に裏付けられた通貨価値です笑
オーストラリアは石炭、鉄鋼、金、プラチナなどが産出するので、オーストラリアドルを持っておくと資源が必要になった時代に価値が高騰します。
ブラジルも資源によって支えられていますね。蒔いたら生える土地、裏や案しいです笑