2019年渋幕中一次社会 プール問題⑤ 官庁
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
問2 下線部b(スポーツ庁)に関する説明X・Yについて、その正誤の組み合わせとして正しいものを、下記より1つ選びなさい。(X、Yそれぞれの正誤を答えなさい)
X スポーツを通じて国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現を目指しまています。
Y スポーツ庁は省庁間の仕事の重複を調整して効率化を目指したので、内閣府の外局として設置されました。
さて、この問題、難問とされています。知っているかどうか問題でもありますね。
Xは正解です。2015年に設立され、スポーツの振興と施設の総合的な推進を任務としています。
スポーツって大事ですよね。子供の頃は体つくりのため。働き始めてからも健康維持は大切です。高齢者にとっても動かないと寝たきりになったら困ります。体が資本。健康を推進する上で大切です。
しかしスポーツって行政官庁を作ってまで必要でしょうか?どんな効果があるのでしょうか?
1つは上記の通り、健康な人が増えれば増えるほど医療費を抑える効果があります。病院に回す税金を減らすことができますね。予防医療という考え方です。もう一つはショービジネスです。サッカー、プロ野球などなど多くの観客が集まり熱狂する。スタジアムが地元に必要になる。宮崎県に合宿所ができる。スポーツってあまり批判するところのない政策なのでよいですね。スタジアムや体育館、運動場ができると土木建築の着工が進みお金が地域経済に回ります。グローバルなスポーツになると外国人観光客も増やせます。
さて、これを管轄する省庁はどこが適切でしょうか。
出題の内閣府は確かに何でも扱っています。国家公安委員会から宇宙、沖縄、男女共同参画などなど。しかしスポーツに関してはもともと学校で扱っているような領域ですね。
文部科学省の管轄になります。
文部科学省は
初等中等教育から国立大学教育という教育機関、
科学技術振興、スポーツ、文化・芸術振興
を扱っています。ユネスコなどの国際文化遺産も文科省の管轄ですね。
答え:X正Y誤
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