2019年渋幕中一次社会 プール問題⑱防衛省
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
本日は防衛省。
ここはシンプルにわかりやすいですね。
日本の安全保障の為に、自衛隊を計画、訓練、運用する省庁です。
・統合幕僚本部
・陸上自衛隊
・海上自衛隊
・航空自衛隊
という形で組織もシンプル。統合幕僚本部が全体戦略と有事の際のシナリオを描いています。
日本は敗戦から軍事から距離を置くようになってしまいましたが、ウクライナの例を見ても分かるように他国が攻め込んできたら身近な話です。
中国漁船の体当たり攻撃、竹島問題、沖縄問題、日本領空のスクランブル。上空はノドンもテポドンも飛んでくる状態。
これをなんというのでしょうか。戦時です。
こうした状況を回避し、被害がない状況の時を平時というだけで、平和とはどこかの誰かがギリギリ守ってくれている状況です。それもいつまでもつことなのか。現代では防衛省の仕組みや具体的な計画、有事対応は考えておいた方が良い時代です。
戦争などしないに越したことないのですが、平和を望んでいても一方的に踏み込まれ、負けたら正当性など言えないのが戦争です。
ウクライナ情勢で緊迫する中、ウクライナが終わったら東に意識が向かうかもしれません。
今後は予算が増えてくる可能性が高いです。
治安は社会的関心が高まるばかりです。
官庁編はここまでです。
2010年頃になりますが、「東大生が官庁に行かずに外資系に流れている」という話をイギリスが聞いたときにほくそ笑んだ、というエピソードがあります。日本のトップエリートがアメリカ、イギリスなどの外資系に賃金目当てで流れる、というのは植民地化がかなり浸透したという意味だからですね。本質的エリートというのは何なのか。個人の利益を優先して考える人間が政治や行政のトップに就くということは、中長期的視点では国の衰退に大きな影響を及ぼすことも見て取れます。本当に難しい問題です。
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