おもしろ歴史談義① グローバル日本史

どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。

さて、今日はかなりエキサイティングな出会いがありました。世界史の話になってしまいますが、日本の現代の話ともつながっていますね。
改めてグローバルに展開しているこの世界で、日本史を日本だけで限定して語る事はもはや明治以降(いや、縄文時代、具体的関わりからは戦国時代から)は語れないですね。
この視点、教科書だけだと学べませんが、深く学ぶとわかる話です。

ネタ的に話すと、
①戦国時代南米まで奴隷として売り飛ばされた「ハポン某」は裁判所で「私は奴隷でいるいわれはない」とお金を出して自由を勝ち取ったというアルゼンチンの裁判所記録が残っている。
②現在のインドネシアカリマンタン島から北陸まで交易船が来ていた。(福井県小浜市)
③縄文時代の黒曜石はサハリン、朝鮮半島まで流通していた。
④3世紀百済王族の冠には翡翠の勾玉じゃらじゃら。
⑤古墳は朝鮮半島、沿海州、シベリアにもあるよ。朝鮮半島にあるのは日本人官僚の古墳の記載あり
⑥大黒屋光太夫は駿河湾で難破してアリューシャン列島に漂流(めちゃ流されている。。)エカチェリーナ2世に謁見して帰ってくる。
➆アイヌの交易ルートは和人ルートだけでなく、アリューシャンルートで鷹を獲り、更に追ってラッコを獲り、大陸ルートでは沿海州で女真族など北方中国と交易し、アムール川沿いに更に奥地の遊牧民族とも交易。
⑧日蓮上人の予言は北方ルートの交易で分かっていたから。
⑨アイヌ人は樺太でモンゴル軍と引き分けている。現地のニブフ族と戦い、40年交戦し、最終朝貢しながらもなあなあに断絶という着地。

これだけでも縄文から現代まで、日本史の世界観、変わりますね笑
海は日本を守ってくれていたと思いますが、決して島国だから孤立していたわけではなく、むしろ海は道だった。面白いですね。