歴史総合について
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
高校では歴史総合が始まりました。
これ、地味にレボリューションですね。
歴史総合とは、日本史、世界史が分かれていても本質が掴めないから統合的な歴史を学びましょう、という趣旨です。
ただ、その教育的背景を辿ると、大きな出来事です。
これまで縄文時代から始まり、基本的に幕末まで辿り着ければいい方、その後の近現代は自分でやってね、というのが公教育の流れでした。
本質的にそれは近現代のややこしい状態、近隣諸国からのゴタゴタを回避するための歴史教育ともいえましたが、そこから先は統一見解がないとも言えます。教師の学び方に差がありすぎる、とも言えます。
『坂の上の雲』など司馬遼太郎の本を読んで近現代を捉えている、みたいな先生が統合教育を担っています。
それ自体はいいんですが、全くスタンスとしては足りないんですね。複眼的に見る必要があり、どの角度から見るのか、という事もあります。いままでやらなかった領域をどう教えるか。
逆に、本質的な議論がされると良いなと思います。大切なのは当事者感覚。現代ではなく当事者であったらどう判断するか。どの立場でどう考えるか。きちんとした歴史シミュレーションができればと思います。
お気づきかもしれませんが歴旅ブログは縄文から近現代まで世界視点です。
大学受験でも使えますので笑
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