開成中対応東京問題 ①品川

どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
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今日は東京問題です。知っていそうで知らないことたくさん。過去のことになるとなおさらですね。

問題です。かつて品川にあった山は何山でしょうか?

品川に山があったの?
と思う人が多いと思います。東京は基本的に山がない、と思っている人は多いと思います。
23区内はほとんどないと言えますが、それでも低い山が意外とあります。
これらは歴史的役割を果たしていたりします。

品川は東海道第1の宿場町で、品川宿があった事が有名です。しかし品川に山があった事は知られていません。
江戸時代までは品川には山があり海が見渡せる風光明媚な場所でした。

徳川家光の時代には鷹狩りなどで活用されて頻繁に行っていたそうです。
徳川吉宗の時代には桜の木が植えられ、風光明媚な場所として有名でした。

しかし幕末になると状況は一変。東京湾に砲台を作る必要があり、品川にも砲台が設置。
そして現在のお台場などの海上の砲台を作るために山は切り崩されたのでした。

東京は人口が多い分、歴史的に地形が変形しています。
知らないとわからないことが多いですね。

答え:御殿山