開成中対応東京問題② 富士山噴火
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。中学受験、御三家の社会を楽しく学びましょう。
東京問題。今日は富士山噴火についてです。
問題です。富士山は記録で残っている限り現代までで何回噴火したでしょうか?
日本の象徴である富士山。もちろん有名な山で、
古代から富士山の記録が残っています。
縄文時代にも既に形成されていたため、
多くの人達が遠くからの目印として使っていたと想像されます。
そんな富士山が大噴火。結構大変ですね。
記録としては平安時代に2回、江戸時代に1回噴火しています。
これらは1カ月以上の噴火活動が続き、火山灰が降り積もり、
関東地方に大きな痕跡を残しています。
噴火で何が起きるかというと、火山灰が降り積もります。
東京では場所によって異なりますが、0~10㎝の降灰がありました。
現代で何が起こるかも踏まえてみてみましょう。
東京23区内では1~2㎝程度と考えられています。
これってどんなダメージがあるか想像つくでしょうか。
雪みたいに解けてしまえば1~2㎝なんて大したことありません。
しかし火山灰では全く状況は異なります。
まず物量。1㎝で都内全域に振った場合、10tダンプ200台分になります。
これによって何が起きるかというと、
①サインや白線が見えなくなる交通障害
②水質汚染と飲料不足
③農業の不作と飢饉
④電子機器のショートによる混乱
⑤灰の堆積による河川の氾濫
⑥交通障害に伴う物流の停滞
結構な被害ですね。
近年大雨や台風による被害も増えてきていますが、日本は災害大国です。
津波の記憶も薄れてきているかもしれませんが、甚大な被害をもたらしましあt。
現代であっても国土と自然環境、天気や農業など、昔と何も変わるところはありません。
昔と比べて土木技術が上がってはいますが、大自然の前には人間は無力ですね。。
答え:3回
①延暦大噴火800年
②貞観大噴火864~866年
③宝永大噴火1707年
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