思考問題 歴史×算数 武士の給料計算
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
もうすっかり年末ですね。
今年もありがとうございました。
いろいろ得点ができるような配信をしていきたいと思います。
昨日の続きです。
今日の問題は実は算数です笑
問題です。
100石をもらっている武士は現在価値で給料はいくらでしょうか。
※1石=150㎏ / お米5㎏=2335円(2021年総務省統計局資料)
はい。
1石という単位は、人1人が1年間食べていける単位になります。大体150㎏。当時の食料事情なので、現在日本人はパンとかラーメンなど食べていると思うのでこんなに食べないと思います。
加賀百万石など言われていますが、相当な規模ということが分かりますね。
ちなみに徳川家は全部合算すると800万石くらいでした。圧倒的。
さて、1石の価格を換算すると、2335円÷5×150=70,050円
ざっくり7万円ですね。1石=1両で換算されていたので1両金貨は7万円ですね。
ちょっと前まで10万円でしたが、現在通貨価値が下がっているのが分かりますね。。
(いや、両に換算して確認する人いないのでわからないですよね。。笑)
さて。100石もらっている武士の給料は、
70,050×100=7,005,000円
年収700万円です。
まずまずいい給料ですね笑
小さい藩だと3万石くらい。21億円くらいの行政規模。
尾張徳川家60万石となると420億円くらいです。
お米単品換算なので実際の経済とはギャップがありますが、指標としては面白いと思います。
答え:7,005,000円
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