思考問題 どうする幕末①
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家の社会を楽しく学びましょう。
本日は歴史ケーススタディ。
年末年始のお休みですが受験生は追い込みの勉強し時ですね。
いきなり難問です。
※ちゃんと試験に出るところ押さえます笑
歴史の意義とは何ぞや。
それは現在の社会情勢に生かすための過去のケーススタディとして取り扱うことです。
ただの趣味で終わってしまってはもったいない。
学生時代に一杯勉強するのに、社会に出たら使わない、でも意味がない。
経営者ほど歴史が好きですね。過去に苦労して判断した人達の重みが分かるからでしょう。
年末なので本番を想定して難しめの問題です。
( )に入る単語を答えてください
設問が続くので文章を読んでおいてね。
■国内情勢1
・江戸幕府は火山の爆発や地震、飢饉などに見舞われ、徐々に財政難になっていった。1833年には(①)の大飢饉が起こり、値上がりを見越して買い占めた米商人への批判、幕府の役人に対する不満が募った。
・一人の大阪の町与力は幕府の在り方に不満を抱き、1837年(②)の乱を起こした。飢えに苦しむ人達がいる一方私腹を肥やした大阪の豪商を襲い、奪った。反乱は1日で鎮圧されたが、幕府の役人が幕府に対して起こした反乱だったため、幕府の在り方に対する疑念が生まれ、20年後の倒幕流れの原点となった。
・日本は外国では(③)と(④)だけ付き合いがあった。特に医学を中心に西洋学問の(⑤)を学ぶ学者が多かった。(⑥)はオランダ語を辞書なしで翻訳し(➆)をもとにして『解体新書』を出版した。蘭学が盛んな地域として「西の長崎、東の(⑧)」といわれた。
・江戸後期は藩を超えた学問の交流が盛んだった。松代藩士の(⑨)は伝統的知識人だったが西洋砲術を学び第一人者となった。西洋砲術の鋳造を完成させると塾を開き、勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬などの英傑が学んだ。伊豆韮山の代官だった江川英龍は幕府の海防政策を進め、(⑩)に砲台を作った事が現在の地名の由来となっている。
答え:①天保②大塩平八郎③中国④オランダ(③④は入れ替え可能)⑤蘭学⑥杉田玄白
➆『ターヘル・アナトミア』⑧佐倉⑨佐久間象山⑩お台場
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません