2022年7月8日 近現代政治事件③ 浜口雄幸
どうも。歴旅です。今日もぶらりと歴史旅。
中学受験、御三家レベルの社会を楽しく学びましょう。
次は浜口雄幸です。
問題です。彼が撃たれたのはどこでしょう。
彼は総理大臣に就任しました。前の総理大臣は田中義一。張作霖爆殺事件の責任を取って総辞職したのでした。1931年、満州事変が勃発し、日中戦争に突入していく時代でした。
一方で1914年に発生した第一次世界大戦が終結し、1920年から「戦争をしないようにする仕組みつくり」が欧米で進んでいました。
彼は一貫して国際協調の政策を取っていました。ロンドン軍縮条約も海軍軍令部、野党の政友会の反対もありましたが押し切って締結。
もう一つは金解禁。これは金の輸出禁止があった中、金の輸出を再開する事でした。これは為替相場の安定化を狙った政策でしたが、結果として国内インフレが加速して大問題となりました。短期の問題ではなく中長期的な経済的課題を抱えることになります。
その前は第一次世界大戦でバブルだったんですよね。
この辺り、複雑ですが重要なポイントです。
浜口雄幸首相は昭和天皇の行幸へ付き添いで旅行に出かけ、東京駅に来た時に銃で撃たれました。
愛国社社員の佐郷屋留雄が至近距離から発砲。
入院しながら野党の登壇要求に応えたり暫くは生きていたのですが、無理だ祟ったのか、治療の甲斐なくなくなりました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません